フィードバックレポート(Bさんの事例)

<評定所見>
自己の役割を自覚し、使命感を持ち事態を着実に推進させようとします。面接演習では、部下を労った後に、単刀直入に問題点を指摘しました。部下から反論を受けても怯まず、明確な口調と揺るぎのない態度で面接を行いました。また、思うように話が展開しない中でも、与えられた時間をフルに使って、何とか解決の糸口を見出そうと努力を重ねました。一方、優先順位を設定したり、スケジューリングを行ったりすることは不得意です。面接演習では、部下の発言に対して、その場凌ぎの言動が散見されました。インバスケット演習では、案件番号順に回答を進めてしまっため、軽重の判断は観察されず、結果として後半案件は未着手に終わってしまいました。今後の自己啓発の方向性として、計画策定力の向上を提言します。全てをやり切ろうとする意欲は重要ですが、有限な「経営資源」をどの様に活用するかを常に意識しましょう。有限な経営資源を効果的に活用するためには、「選択と集中」は欠かせません。「何を選び」、「何を捨てるか」を常に意識して実践してください。今後の研鑽を期待します。